リシケシに溢れているのはヨガアシュラムばかりではない。
この地はシヴァ神のお膝元、つまりヒンドゥー教の土地だ。
それだけに寺院もヨガのアシュラムの数に匹敵するほど存在する。
訪れたハリドワールは、リシケシの街から約30kmほど
離れたところに位置するガンジス河沐浴のメッカ。
ここにタントラ寺院がある。
ここには何度も訪ねたことがあって、私の大好きな寺院のひとつ。でもたいがいの場合は訪れる人々のなんていうか、すごい威力に圧倒されて写真を撮るのを忘れるか、一緒に来た人たちが写真を撮っているのを見ているだけだったりしていたんだけれど、今回は初めて写真を撮ることを忘れずにいたのが我ながら嬉しーー!
このタントラ寺院は、シャクティ(ここではサティと呼ばれる)が誕生し、シヴァと結婚し、そして死んだ場所であるとされている。もちろんこうしたインドの神様たちの神話のすべては、神秘に包まれていて神話が神話のまま存在している。
前置きはともかく、物語はこうだ。
シヴァとシャクティは結婚するも、シャクティの父親は自由に生きるヒッピーなシヴァに好感がもてず、親族の結婚式にシヴァを招待しなかった。もちろん自分の娘であるシャクティは招待された。
夫が結婚式に招待されなかったことにシャクティは腹を立てた。シヴァは「結婚式にはいかなくともいい。」と彼女に言ったのだが、シャクティはガードを引き連れ結婚式に行く。
そこで彼女は自分の夫が招待されなかったことを父親になじり、あまりの怒りゆえに自分自身の怒りの炎で彼女は死んでしまう。そう、ヨガの炎だよね。
彼女の死を知ったシヴァは愛する妻の死を受け入れらず、彼女を抱きかかえ狂ったようにインド中を駆け巡る。彼女を生き返らせてほしい、彼女が生き返る方法を求めシヴァは奔走する。
この記事の写真は、まさにシヴァがサティ(シャクティ)を抱えている像で、寺院の入口付近にあってみんなここで記念撮影。もちろん、私も。
シヴァが狂い駆け巡るなか、シャクティの身体の一部がインド各地に落ちていった。
インドにはそうしたタントラ寺院が51カ所ある。
そしてシャクティを生き返らせることができなかったシヴァは義理の父親に怒り、彼の首を切ってしまう。が、その後切った首の上にヤギの頭をすげることになった。
と、まぁ、なんという!
インドの神様たちの物語は実に人間味に溢れていて、飽きることなどまったくない。
世界どこに行っても、神様物語ほど興味深いものはないよね。
そして、今回はさらにスペシャル。OSHOと共にタントリックな体験をし、それを生きているショバナが一緒だったことは、私にとってはある意味イニシエーションみたいな寺院訪問でした。
OSHOと一緒にインドを旅したショバナに聞いてみた。
T『OSHOと一緒に旅するってどんな感じだったのですか?』
S『なんてことのない小さな旅のひとつひとつがまったく違う。そう、エネルギーの質が違うのよ』
私がショバナと一緒に旅するっていうのは違うエネルギーの質のなかで、それを吸収するスポンジみたいになること。ほんの小さな会話にも気づきの宝箱がどっさり!そんな感じだったから、彼女の答えに私は大きく『そうですよね〜!』とうなづく。
この寺院で受けとったシヴァシャクティのエネルギー。これから始まろうとしている私のタントラワークに大きなサポートになることは間違いない。
存在のはからいに感謝するばかり。
Namaste
☆リシケシ&プーナを巡る14日間インド瞑想ツアー
11月29日(土)出発 ~ 12月14日(日)日本帰国 (現地14日間)
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ナイーナ naina7117☆gmail.com (☆を@に変更してください。)
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