深く呼吸をすることが大切だということは、目新しいことでもなんでもないと読者のみなさんは思うかもしれませんね。
たしかにそうだと思います。
私たちが目をさましていようがいまいが、確かに身体は呼吸を一瞬たりとも止めることなく、続けていますから。
そう、そこなんです。
当たり前になってしまっていることに、今一度認識し、敬意を表することを私たちのほとんどが忘れてしまっていると思うんです。
これは呼吸に限ったことでは、もちろんありません。
呼吸は非常にわかりやすいことのひとつなのですが、毎日朝起きてから、夜寝るまでの水平の時間軸のなかで、当然のようにやり過ごしてしまっていることが少なからずあるのではないでしょうか。
例えば、今、このメルマガを読んでくれているふたつの目、かなり毎日酷使していませんか?
羽のように目に触れる
OSHOのヴィギャン・ヴァイラブ・タントラ瞑想法のなかに、羽のように目に触れるという瞑想があります。
両手の平を、両目にもっていき、眼球にふれる。ちょうど羽のように、圧したりせずに。触れているか触れていないかわからないほどに触れてみてください。
すると、外側に向かっていたエネルギーが内側に向かい始め、そのことによって身体中が軽く感じられ、ごく軽やかな感覚がハートに入っていき鼓動も呼吸もゆっくりとなって、身体全体にくつろぎが感じられるでしょう。
一日何度もやってみてください。
目が疲れたと思うときはいつでも。
私もデスクワークの合間によく実践していますが、軽くなります。
羽根のよう両目に触れることで、ほんの少しの瞬間でも自分だけの時間が持てたらビューティフルですよね。
次回のテーマは「自分だけ時間を持つ。実践編(3)」です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も羽のように軽やかな一日を。
Love,
Toshan