周囲の雰囲気を敏感に感じる日本人の美徳が、裏目にでることもあります。
特に自己の内面を探究しようと思っていなくても、人生の様々な局面で自分の内側に向き合うことは生きていれば、自然発生的に起こります。
事故や病気、大切な人やペットを失ったり、仕事の失敗、人間不信に陥るような事件などがそうです。
このブログで何度となく触れているトピックですが、私たち日本人は助けを求めることを潔しとしないサムライ気質が根強く残っています。
「いっぱい感じて、死ぬほど考えたりするけど一向に解決しない」
苦しいけど、動かない。動けない。何かが凍りついてしまって、氷の彫刻のようになってしまっている状態。
まずは、そうした状態が自分のなかで存在していることに気づくのが第一歩です。
ひとたび気づくことができたら、勇気をもって動き出すかはあなたの選択にかかってきます。
千里の道も一歩から、ということわざにあるように、この小さな一歩を踏み出すことは、その後何十年に渡る人生にどれほど影響を及ぼすかは少し立ち止まってみればわかります。
死ぬまで一歩を踏み出さずに待つ必要はないですし、それはあまりにも辛すぎます。