3日間ほど伊勢神宮の巡礼ひとり旅にでていたのですが、そこで改めて自分だけの時間を持つ大切さを実感しました。
本当にこれは贅沢の一言につきます。沁沁(しみじみ)。
今回のお伊勢さんでは、日本の神さまたちにご挨拶するのが目的のひとつでした。私のように一年中世界の一体どこにいるのかわからないようなライフスタイルの人は、必ず自分の国の神と繋がることで自分の根と繋がり続けることができるとアドバイスを受けたんです。
これは、この夏にファミリーコンステレーションのトレーニング受講中のことで、実際それを聞いたとき深く響くものがあり、あぁ、今このタイミングがやってきていることを知り今回の旅計画となったんです。
日本人なら誰でも神社巡りや日本のパワースポット巡りなど、いろんなところに行かれているというか、呼ばれて行く人は多いと思うんですが。私の場合、今まであまりそんな経験がなかった。だからと言って、そういった場所に一度も赴いたことがないかと言えば、決してそうでもないんですね。これが。
けれど、日本の神様との繋がりを感じてみたことがなかったので今回の旅でお世話になった神宮会館においてあった現代訳「古事記」を読みながら、1人で笑ったりしてました。
お二人の神様が「みと」(性交)の「まぐわい」(夫婦の交わり)をあそばされて、国をお生みになることをなさったのは誰でも知っていると思いますが、細かい描写までは知らなかったので目から鱗。
日本の神様って本当におおらかで、このスピリットが私たちにも宿っていると思うと理由もなく微笑んでしまう。まぐわいだって、お互いを褒め合ってから。このまったく深刻でない神様のまぐわいスピリットが存在していることが、日本でタントラがますます広がることを後方支援していると思わざるとえない。
その描写の抜粋はこのように。。。
一息ついたところで、伊邪那岐神は、自分の下半身に何か不思議なものがぶらさがっているのにお気づきになり「あなたの体はどのようになっているか」とお尋ねになりました。
すると、伊邪那美神は「私の体はすでに出来上がっているのですが、一カ所だけ何か足りずに、くぼんでいる所があります」とお答えになったので、伊邪那岐神は「私の体もすでに出来上がっているのだが、一カ所だけ何か余って、でっぱっている所がある。それでは、私のでっぱっているのものを、あなたのくぼんでいる穴に挿し入れて、塞いで、国を生もうと思うが、どうだろう」と仰せになると、伊邪那美神はこれに賛成なさいました。
喜怒哀楽をもつ神々の行動と、新しい神が生まれてくる神話も読んでいて微笑んでしまう。火の神様を生んだ伊邪那美神はお産に持ちこたえられず死んでしまうのだが、嘆き悲しんだ伊邪那岐神は生まれてきた子の首を切って殺してしまう。そして、その切られた所から血がでてきて、その血がまた新しい神様の誕生となっていく。
この物語を読んでいて、まるでシヴァとサティ(シャクティ)の物語と酷似しているなと思ったものです。
OSHOも神話について語っていて、神話というのは世界中どの物語にもある共通な事柄があると言っているのだけどまさにこんなところにもあったなんて灯台下暗し。
日本とインドの2つの物語に思いをはせて、神秘なるものに魅力を感じながら今回の旅はここで終わるけれど、このプロセスは瞑想のなかで続いていくでしょう。
さて明日(11月9日)の午後は、大阪でシヴァシャクティミーティング開催です。今回は日本で初めてシェアする内容なので、どうぞお楽しみに。
まだ受付可能なので、ピンっ!と来たらぜひいらしてみてくださいね。
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Namaste
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