なぜ人はインドへと向かうのか
ナマステ。トーシャン(@atmotoshan)です。
インドと聞いて、まず何を連想しますか? カレー? ターバン? インド人の顔?牛? ガンジス河? そう、インドという国は、実に掴みどころのない摩訶不思議な魅力をもつ国ですね。
人生という、長く短い旅の道のりの途上で、「自分の人生とは一体なんだろう?」という自分自身への問いが、誰しも一度はやってくる時があります。
その問いのきっかけになるのは、何かしら人生の困難や試練、挑戦、挫折感や絶望、病いといった、ある意味ネガティブと思えるようなことが多いかもしれません。
そこそこ幸せに暮らしていたかと思いきや、一気に転落して頂点から転げ落ちるような体験も「自分の人生」や「生きること」そのものへ意識が向くときです。
インドへ行こう。そんな風に思う瞬間が人生で不意に訪れたなら、そのときがインドへ向かう正しいタイミングです。
スマホで写真や動画を撮って、現地のご飯を食べて、地元の人たちと交流して。。。。そういった旅も、多くの経験や人生が変わる出会いも待ち受けていることでしょう。
しかし、この記事ではそういう旅ではなく、「自分の見つめる旅」としてインドを選んだとき、自分の人生観が変わる本当の理由について考えてみます。
生きることの無意味さを感じ、その意味を見出したいと願う瞬間
インドという国に惹かれる。そのこと自体、人によっては大きな衝撃かもしれません。なんせインドですから、ね。精神世界やヨガ、マインドフルネス瞑想といったスピリチャルなことが、世の中で大分幅をきかせるようになってきたせいか、その本家本元のお国である「インド」に対する偏見や誤解はだいぶ少なくなりましたが、それでもまだまだ発展途上国的な見方をする人が多いのも事実です。
しかしながら、何かのきっかけで人生の無意味さ、生きることの意味を感じる始めると、人はその意味を見出したいという願いを自然と持つようになります。自分の人生はこのままで良いのだろうか。自分にとって生きる意味とは一体何なのか。
人がそう感じるとき、なぜか思いにやってくるのは他の国でなく、インドなのです。
美味しいピザを食べるなら本場イタリアへ、極上のワインを求めるならフランスへ、最高スピードでハイウェイを運転したいならドイツへ行くでしょう。
じゃあ、インドは? そう、自分という人間をもっと知りたい。自分の人生を変えたい。生きる意味を見出したい時、人はインドへと向かうのです。
20年近く毎年日本を訪れている親日家であり、日本の禅についても造詣の深い瞑想家であるボーディー・バイラヴ氏は「インドに行くこと」について、以下のようなコラムを寄せています。
「インドへ行くこと」は日本で暮らす人にとっては忘れられない経験になること間違いなしです。インドという国では、外側で起こるカオスと内側に広がるの調和のコンビネーションが半端ではないのです。この国がどうやって営まれているのかには、ただただ驚くばかりでしょう。あなたはついには、神の存在を信じるようになるはずです。山積みの問題に囲まれているそのただ中で、人々はノープロブレムといとも簡単に言って笑っています。
インドは発展途上国という烙印を押され、貧しく、乞食が道端にうようよいて、それでも尚、スピリチュアルな旅には世界中で一番の場所です。
「生」の意味を見出したいと願うなら、インドを訪れることはとても意義があるはずです。
あなたの内側には何もない、ただからっぽだと感じたならば、そしてその空虚感を食物やお金、セックスや恋愛で満たそうとしないならば、あなたの内側の「空」に遭遇する最適の場所、それがインドです。
そしてその「空」を愛と光で満たすこと・・・
インドのライフスタイルを少しばかり理解することは、あなたの新しい挑戦を手助けします。インドには時間というものが存在しません。路上には何世紀もの歴史の変遷を見ることができます。牛車とBMWが同じ道を仲良く走っています。
民族衣装に身を包んだ女性がiPhone片手に、ハイウェイをてくてく横切っていきます。大富豪とド貧民。生と死。それらがすぐ隣合わせでグルグルしています。あなたが固定観念や古い習慣から抜け出し、未知なるものと遭遇するにはインドは最適の地といえるでしょう。
Bodhi Bhairav 〜なぜ人はインドを目指すのか〜
誰でもが行けるわけではない
チケット買い、飛行機に乗ってインドの空港まで飛べば、もちろん誰でもインドに行くことができます。ですが、ここでいうインドへの旅とは、「内なる旅」への準備が整っているかどうか、ということです。
外なる旅とは、いわゆる観光目的やパッケージ旅行など、スマホとお金さえあれば、言葉に少々難ありでも、そこそこ現地の雰囲気や香りを楽しめます。もちろん、こうした旅は、すべて観光客用にすべて事前に用意されたもの。
その体験は、一時的なカルチャー・ショックや驚きを与えるでしょうが、人生観を変えるほどになるかと言えば口を瞑る以外ありません。
つまり、目に見えるもの、手に取れるもの、耳に聞こえるもの、鼻で嗅げるもの程度でしかありえないだろうということです。
日本に訪れている観光客たちを時々目にすることがあると思いますが、そのとき日本に住む日本人が「あららぁ、あれを日本だと思ってるのかなぁ。観光客だよねぇ〜(笑)」と感じのと寸分違わずインド人たちも感じるわけですね。
インドに訪れる観光客は年々増加の一方ですが、自分の人生を見つめる内面の旅路へ向かう人々はまだまだ少ないのが現実です。
自分が引き寄せる。嘘つき、物乞い、そして聖者。
インドの山奥 デンデン虫♪ な〜んて鼻歌を覚えている人は、私と同世代ですね。インドを旅する人々は、大きく分けて5つに分類されます。
- 観光客
- バックパッカー、旅人
- 駐在や出張で訪れる仕事人
- ヨガを習いに来る人
- 真理の探究者・瞑想者
インド人は平気で嘘をつく、なんて言う人がいますよね。乞食が寄ってきた〜とか、商売の引き合いに誘われた、なんて話しもよく聞きます。この国で長年暮らしてみて分かったのは、自分の興味・目的・隠れた欲望や願いなど、その本人の無意識レベルを嫌と言うほど思い知らせる事柄が起きるのが、インドという魔法の国だということです。
そういう意味で、この国にやってきて出会う人々や遭遇する出来事はすべてが、素晴らしく、激しく、極端に、目に見える形で引き寄せられてくるのです。例えば、身を守ろうとする恐怖心があると嘘をつかれた(と思える)事件が起きたりするわけです。
この国は、また聖者や聖人と呼ばれる人たちを何千年に渡って輩出してきた「聖者生産大国」でもあるのですね。これは21世紀の現在でも変わりません。国のバイブが、瞑想バイブといっても過言ではありません。そういった土壌がこの国にはあるので、自由を求め、真理の探究者たちが世界中から人々が集まり続けているのです。
ですから、無意識であれ、意識的であれ、自分が求めているものに応じた人々、出来事を引き寄せる旅になるのがインドへの旅です。
呼ばれていく、それがインド。準備がなければ、何も起こらない。
聖地と呼ばれる場所は、世界中の聖地がそうであるように、自分との縁がなければ行くことはできません。
実際に訪れることは可能でしょうが、その醍醐味や、深淵なる意味や恩恵を享受できるようになるには準備が必要です。
そうでなければ、何も感じることができない取るに足りない出来事として、人生の多くの瞬間がそうであるように、ほどなくして忘却の彼方へと葬り去られるだけです。
では、どうやって自分に準備があるかどうかわかるのでしょう。
とても簡単です。今、自分の生きている人生を思ってみたときに、どれをとってみても心の底から自分がハッピーだと感じられない。恋愛がうまくいっていても、仕事が順調でも、素晴らしい家があっても、かっこいい車に乗っていても、欲しいものを手に入れることができても、そのどれもこれも、虚しく感じられる。
そう感じられるのであれば、準備万端です。さぁ、インドを目指しましょう。
自分の内面と向き合う。目に見えない何かに触れる旅、インド。
インドに行くならば、どんな旅をしたいのか。自分の内面と向き合い、自分が人生で本当に求めているものを探したいなら、そのん願いに寄り添う旅が目の前にやってくるでしょう。勇気をだして、その旅に向かうなら四方八方からサポートの手がやってきます。
旅を終えて、帰国の途に着いたとき、自分の人生観が変わっていることを実感するはずです。
何を見た、誰と会った、何を食べた、何をした彼をした、という領域での体験ではなく、目に見えない何かに触れる体験が待っているかもしれません。自分という人間の内側に深く触れる。その体験こそが、まさに自分の人生観を変える本当の理由なのです。
その体験は、人生観を変えるだけでなく、人生が変わります。内側で!
【インドに行く!オンライン・リシケシ説明会】
日時:7月22日(日)
時間:20時〜21時
場所:声を出して話せる環境で、PCかスマホが使える場所
参加費:無料
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北インド聖地リシケシ・ガンジス河のほとりで過ごす5日間の旅
★リアル・シャクティに出会う自己変容の旅2018 〜惨めさから祝祭へ with ショバナ★
日時:10月20日(土)~28日(日)<デリー1泊・リシケシ6泊>
会場:インド・リシケシ Osho Gangadhamセンター
参加費:128,000円(グループ代、通訳代、宿泊費・食費込み)
参加要件:シングル・カップル・瞑想経験ある無しに関わらずどなたでも参加可能です。
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